メンテ後編

ではolivettiを清掃します。

と言っても今回は埃を払ってから、アルコールでふきふきするだけにします。

 

 

一カ所だけ金物が曲がっているので、それは最終的にパワー系で直します。

 

 

本当に程度がいいから出番なしなんですよ。

でもこう言った機械仕掛けの物って、埃は錆を呼んだりするから敵なんです。

なので特に可動部分の埃は念入りに払ってゆきます。

インクリボンを巻いてるスプールなんかにも、うっすらと埃が被っています。

 

 

このスプールを止めてある銀色のナットが付いていて良かった。

最悪紛失覚悟でした。

売ってるんですけど、1個1,600円もするんですよ。

2個買ったらこのタイプライターの本体価格だよ。

インクリボンの見た目は良いんだけどね。

 

 

実際にタイプしてみたら印字が薄かったから、もう乾いてしまっているかと。

既に発注済みなので、今日辺りにも到着予定です。

清掃時はこのインクリボンをスプールごと外すので、外す前にリボンの取り回しをちゃんと覚えておきます。

 

 

インクリボンを外したので、今度は本体のカバーを外します。

このolivettiの場合は四隅にネジがあるので、それを外せば本体カバーを外せます。

 

 

画像は左前と奥ですね。

もちろん右側も同じ仕様になっています。

そしてぱかぁ~ん。

 

 

これで清掃開始です。

毛足の少し長いブラシなんかで埃を払います。

油汚れはアルコールで拭き取ります。

本当は底板も外して払った埃を回収したいのですが、さすがに底板を外すのは止めておきました。

本当は部分的に外せる掃除口なんかがあると助かるんですけどね。

無い物ねだりしても始まらないから、とっとと掃除を終わらせましょう。

 

掃除を終わらせてからリボンを装着して動作確認。

仕掛けをいじってないからトラブルは発生してないんだけどね。

なので問題なくタイプ出来ました。

 

 

いや~。印字が薄い。

運が良ければメンテ中にインクリボン到着すると思っていたんだけど。

間に合わなかった。

そう言えば前の持ち主はやはりフランス語ではなく、英語タイプをしていた様子です。

本体を仕舞うケースの中にタイプした紙が1枚残されていました。

 

 

なので意図せずにフランス語用のタイプライターを購入してしまったんでしょうね。

 

作業を終わらせて片付けと清掃をしてから、ピアノの練習を始めました。

暫くしましたらインクリボンが到着。

タイミングが悪かったな。

夜になったら交換しましょう。

 

 

ヤフオクで1,000円でした。

ブラザータイプライターのと合わせても2個落札しておきました。

これでやっとお遊びが出来ます。