タイプライターでフランス語を打つ様になって、ちょっと気になり出した事があります。
Mの文字の右側がかすれる。
なんとかならんかねぇ。
そりゃ、思い切り打ち込めばクッキリと打刻出来るけど。
そう言う問題でもないでしょ。
このキーです。
なのでラジオペンチを使って微調整に挑戦してみます。
下手するとポキッとなりそうで怖い……。
でもいったれぇ~。
ちょっと曲げては打ってみて、を繰り返しているうちに妥協点まで辿り着けました。
大惨事にならんかって良かったばい。
あとRとMが近いのが気になるのね。
神の声では「もう止めておけ」なので。
素直に止めておきますけど。
これも味と言えば味だから、このままで使って行きましょう。
ちなみに大文字のMも右側がかすれていましたが、小文字を微調整したら良い感じになりました。
小文字と大文字は同じキーなんです。
あと最近の悩みは打ち損じ。
色々調べたら、打ち損じの場合基本用紙を交換して打ち直していたそうです。
タイピストにはそれ程の精度が求められていたそうです。
その後タイプ用の消しゴム?みたいのが出回ったそうですが、それもタイピストの補修技術が求められていたとのこと。
そこら辺は次回のお話とします。