今日も暑かった。
災害級の暑さって初めて目にした。
で、茹だる暑さの中を秋葉原まで行ってきました。
秋葉原のヨドバシで時計用の道具を売ってるって聞いたから。
結果は……
帰宅してからAmazonでポチしまくりました。
練習用のWaltham-0号機が到着しました。
見た目は好きではないモデルです。
裏蓋は圧入されているタイプで、本当はコジアケということに道具で開けますけど。
持ってないからカッターで開けてみました。
裏蓋内側のペルラージュ模様が綺麗です。
この懐中時計の現状はバネは巻き上がっていますが、全く動きません。
最初に手に入れたWalthamと同じ症状です。
たまたまですが、つまりこれを直せれば、あのWalthamも直せるかも知れません。
ところで、このWalthamなんですけどね。
前の持ち主がこの裏側に布でフキフキしまった様子なんです。
所々繊維が付着してます。
これはNG🙅。
絶対にやっちゃダメ。
やるならキムワイプとかにしないと。
機械式時計の心臓は「テンプ」と言いますが、テンプはまぁまぁ良い状態なのかな。
この輪っかの周りにピンがいくつか付いている物がテンプ。
中心にはひげバネが付いていて、それが本当の心臓です。
このテンプに動力を伝えるアンクルと言う部品があるんですが……
これには見当たらない。
この辺りにあるはずなのに。
もしパーツ欠損なら試合終了です。
オワタ\(^o^)/。
開けてみないと何とも言えません。
スピード調整機構はこのタイプは初めて見ました。
格好いいししっかりしてます。
通常針だけなんですけど。
ところでこのWalthamの製造番号ですけど、調べてみたら1918年に製造されています。
105年前の懐中時計です。
凄いなぁ、昔の人って。
裏蓋の外にはこんな刻印がされていました。
金報 國
全く意味不明でしたので、ちょっと調べてみました。
そしたらですね。
戦争の時に自分の財を国に渡した人に、そのお礼として国から支給された物という証の刻印なんだそうです。
と言う事は戦時中の物なんだな。
1918年なら第一次世界大戦でしょ?。
その時の物なのかしら?。
それともその後の日中戦争の時なのか?。
そこは判断つきませんね。
明日も初号機と2号機と3号機が到着する予定です。
早く取り組みたいのですが、Amazonでポチした道具が揃うまでは我慢します。
バラバラの到着予定なんです。
取り敢えず精密ドライバーとピンセットがあれば何とかなるので、その2つが到着したら取り掛かりましょう。
超音波洗浄機はパーツ洗浄に使います。
もちろん眼鏡の洗浄にも使いますよ。
道具の類いはまだ足りてません。
今回はバラすまでの道具をポチしました。
来月の支払いが怖いわぁ。