インクタンクが空になった

ペリカンに吸入していたインクがなくなったので、また吸入します。

儀式です。

インクもどんどん使わないと悪くなるそうですよ。

傷まない様な添加物とか容れちゃうと、ペン先が詰まってしまうから最低限の物しか容れていないそうです。

 

 

このペリカンにはペリカンのターコイズを容れてました。

ですがこれを機にパイロットの色彩雫シリーズからの「松露」に変更します。

インビューが緑だから、直感的に使ってる色が判った方がいいかなぁ~と。

ターコイズはもう1本のペリカンに仕込む事にします。

この西ドイツのペリカンは手元に来たものの、まだインクすらも吸入していない状態でした。

 

 

やっと実戦投入ですね。

こちらのペンのが少し小さいです。

松露も吸入しました。

 

 

この松露は書いたときは青です。

でも時間が経つと緑に変化してくる、とても面白いカラーです。

こんな感じの青からですね。

 

 

松露は下紙が透けてこない濃さなので好きなインクです。

老眼だからハッキリクッキリが眼にお優しいのよ。

インク吸入も本当に慣れたもんでね。

指は全く汚しません。

 

 

気が付けば、セーラー万年筆を使う回数よりも、ペリカンの頻度のが多いです。

アンティーク物だからロマンがあるって言えばあるんだけど、やはり書き心地が自分に合っているのかも知れません。

時に。

ペリカンと言う会社はドイツのメーカーですが、数年前から赤字に苦しんでいるそうです。

文具部門は黒字らしいんですけど、他の部門が足を引っ張っているとか。

なので万年筆も毎年値上げしています。

ペリカンの新品万年筆を買おうと悩んでる人は、早めに買った方がお得だとか。

1本80,000円とかする万年筆なんて、僕には買う気がないからどこか遠い話なんですけどね。

もしまたペリカンを買うなら、僕は古いヤツを買います。

僕にはそれで充分なので。