先日ピアノの先生が大手町の三井ホールで「五大絵師」を見学したそうです。
僕も好きなジャンルなので、西日暮里に行った帰りに大手町に寄って見学する事にしました。
北斎・広重・宗達・光琳・若冲の絵をプロジェクターで映し出し、それを見ながら説明を聞けるそうです。
入場料は2,000円と少しお高め。
でも気分転換を兼ねると思えばお安いかと。
さすがに三井のビルなんで、かなぁ~り立派で少し気後れしてしまいます。
これも貧乏根性なのかしらね?。
券売場でチケットを購入する前に、体温の検査と手指のアルコール消毒を求められました。
その辺はキチンとコロナ対策されています。
ギャラリー達は大きなスクリーンのある部屋に連れて行かれ、その部屋にあるベンチに座って見学をします。
毎10分/40分から見学がスタートするそうなので、僕たちは12時40分になるまで約10分程並んで待っていました。
勿論その時もちゃんとスペースを開けてですよ。
見学は最初大きな1枚スクリーンの部屋で行い、それが終わると隣の3面スクリーンの部屋に移動して見学しました。
3面スクリーンでの説明が終わると初めて撮影が許可されました。
動画もOKだそうです。
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3面スクリーンの左角の所です。
分かるかな?。
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葛飾北斎
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歌川広重
北斎と広重は当時の人達の暮らし振りが分かる資料を沢山遺してくれました。
しかも芸術性も高いし。
凄いよね。
その分野の研究をしている人達にとっては胸熱なんだろうなぁ。
それともエモイのかな?。
お次は僕の大好きな風神雷神です。
これは宗達が描いたオリジナルの風神雷神の屏風図です。
んで、こちらが光琳が宗達のを模写した風神雷神の屏風図です。
どうやら光琳は宗達の風神雷神図に紙を乗せてトレースしたそうです。
そんな絵でも重要文化財なんですよね。
存在していること事態がえらいこっちゃなんだろうなぁ。
いつか実物を見てみたい。
正直北斎や広重の版画絵は彫り師と刷り師も加わっての作品ですから。
僕としては屏風画の様な1点物の方が価値的にレベルがかなり上だと思っています。←当たり前の話をどや顔で語る
鶏を描かせたらこの人しかいないと言われているそうです。
若冲という名の絵師らしいですが、この襖絵は知っているけど絵師は知りませんでした。
とてもリアルな鶏の画です。
羽根とか本当に凄いですよ。
左はじの植物はサボテンです。
とまぁ、ざっくりと画像等を載せましたけどね。
興味がある方は足を運んでみるのも有りではないでしょうか。
僕の感想としては良かったです。
スタッフの方々が風神雷神のTシャツを着ていたので、きっとお土産屋で売っているでしょうから買おうと決めていました。
そして2,000円で売っていたので迷わず購入。
3,000円くらい取られるのかと覚悟していたんですけどね。
この風神雷神図は宗達の方の画です。
説明のお陰で違いが分かる様になりました。
たまにはこの様な事で時間とお金を費やすのも、有意義ではないでしょうか。
Tシャツは別話ですよ。
今度のレッスンの時に着ていって自慢するんだぁ~。