フラメンコギターの体験に行ってきました。
ギター自体は弾けるので特に問題なし。
問題と云えばフラメンコ独特の右手の動かしかたですね。
ラスゲアードと言いますが、これが案外難しい。
まずはグーっぽく握って……
小指から弦を弾いてゆきます。
続いて薬指→中指→人差し指と弾きます。
最後は人差し指で下から掬い上げる様に弾きます。
この動作を一瞬で行うのです。
結構難しいよ。
独学でフラメンコギターを少しやっていたから「初めてにしては上手いよ」って言われましたけど、これガチで初めてのお使いだったら厳しいです。
独学はお気楽ですが、その反面正しくないフォームで覚えてしまったりします。
先のグーの握り方も間違っているそうです。
おいおい矯正してゆかなきゃ。
ワンレッスン40分で2,900円。
月に三回なので掛ける3が月謝となります。
今日が月曜だからなのか、次回からは月曜決め打ちのレッスンが決定しました。
なんだそりゃ?。
まぁいいや。
「若葉椰子さんくらいなら20万円ランクのフラメンコギターを使って欲しい」と言われましたけど、「一体そんなお金どこから出てくるのかな?」って思わず聞きたくなっちゃった。
でも確かに楽器はお値段と比例するという事実もありますからねぇ←これヤバイ方の思考。
幸い中古なら何本かあるみたいなので、それを見させてもらいました。
今回僕が使わせてもらったギターは、もう音も大分枯れていていい雰囲気でした。
それだと15万円!。
もう一本「これいいな」と思ったヤツは30万円。
そんなもんなんだよ。
直感的にビビッときたヤツってそーなんだよ。
悩んでいたら先生が「僕的には15万のがお勧め。音はこっちのが枯れてるし断然いいから」と。
僕もそー思う。
なので15万円のを購入する事にしました。
お安い方と言っても中古なんですからね。
正にキヨブタですよ。
そしてこれがそのギター。
ボディーの飴色がいい味を出してます。
このギターの特徴はここです。
調弦用のペグが横から出ていない。
ではどこにあるのか?。
ヘッドの裏にあるんでよ。
ちょっと不恰好なんですけどね。
サウンドホールの中を覗いてみたら……
1972と記されています。
僕の3つ下か。
このブログを読んでいると思われる方々よりも年上じゃないですか。
ねぇ。
ときにこのギター。
古い割りには随分と程度がいいのです。
どうしてかと言いますと。
元々の所有者がプロのフラメンコ奏者らしいのです。
彼らは商売道具なんで何本もギターを所有していますけど、何本も持っていても持て余してしまうから買い取ってくれる人がいれば……という流れのギターなんです。
なのでスペックにおては既にチェック済みみたいなものでしょう。
なかなかのお値段ですけど、一生ものですからね。
いいお買い物をしたと思いましょう←言い聞かせ。
早速課題が出されました。
来週までに弾けるようにならないとなりません。
果たして淀みなく弾けるようになりますかね。
これいきなりFコード弾けってなってるけど、本当の初心者にはF押さえるまでに相当時間が掛かるでしょうね。
タンゴのリズムの課題もあります。
こんなのは楽勝なんですけど、3拍目の音符のとこに□マークが付いてますね。
これシの音を弾きながら中指と薬指で軽くボディーを叩けという指示なんです。
こんな些細な事が難しいのよ。
右手にはかなり頑張って貰わないとな。