読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

静岡でやるらしい

で、なんで家具屋の工場に出向いたのかというとね。

今日そこで1人作業している奴が来年の2月に行われる「技能グランプリ大会」に出るんだって。

前に「出る」って行った時にキャンセルしやがったんだよな (・ัε・ั ) 。

にゃろ。

技能グランプリ大会はいま2年に一回だから、もう2年前の話ですよ。

それはともかく、今回は本当に出場するらしいので、僕の組みノミを貸してあげましょうかと。

2年位前に月島の鍛冶屋「左久作」さんに打って貰った特注ノミです。

僕はまだ使った事がないんですけどね。


f:id:Missingkiry:20161230183849j:plain


僕が家具屋の職人になってから20年目となった年に誂えてもらいました。

ノミだけでなく小刀の類いも打ってもらいました。


f:id:Missingkiry:20161230184107j:plain


上から普通の小刀・剣先の白書き・両刃の小刀・普通の白書きです。

白書き(しらがき)っていうのは材料に線を引く刃物です。

ですから鉛筆を扱うように持ちますよ。

こんな風に。


f:id:Missingkiry:20161230184321j:plain


家具屋の仕事は0.2~0.3の精度で仕上げるため、加工線は鉛筆やシャーペンの線じゃ太過ぎるのですね。

ですから刃物で線を引くのです。

慣れればこちらのが断然楽です。




小刀はこの家具屋の社長さんの誕生日プレゼント用に打ってもらいました。


f:id:Missingkiry:20161230184956j:plain


鍛冶屋は良いものを打つときは必ず2本同じ物を打ち、出来の良い方をお客に渡すか2本見せて選ばせるかします。

影打ちというそうでして、それを解っていたから2本見せてもらった時に両方引き取らせてもらいました。

当然お値段は2本分ですよ(笑)。

1本はその社長さんの名前を切ってもらい、もう1本は僕の名前を切ってもらいました。


f:id:Missingkiry:20161230185133j:plain


これ下書きもなしで一気にタガネで切ってました。

ビックリですよ。

練習はされたみたいですけど。

とまぁ、奴が頑張るそうなんで、プレッシャーを与える意味で組みノミを渡してきました。

それを楽しめるか否かは自分次第。

僕は楽しみましたけどね。

頑張ってちょーだい。